2017年11月21日火曜日

鐵 -Le kurogane- exihibition いよいよ23日から(まゆらうは24日から)!!!




ご無沙汰しております・・・!

前回の投稿が夏だったので

もう季刊的なblogになりつつありますが、、

そんな数少ない投稿をご覧くださって

ありがとうございます



という訳で

私がblogを書くのは重要なお知らせがあるときなのですが

今回も例に漏れず

とびきりの展示会のお知らせを!!!





鐵展 Le kurogane exhibition

- 枯レテモナヲ -

+ atelier cabane

11月24日(金)- 12月3日(日)

11:00 - 17:00

会場  :  まゆらう
(京都市左京区下鴨松ノ木町64−19)


  
という!!!

昨年の鐵展の二回目となります

まあ

とにかく

わたしは元々家具屋さんで長く働いており

インテリアがとりわけ好きなのは

自分でももうよく理解していて

私の仕入れた家具ではないにしろ

家具を販売させていただける機会があるというのは

本当に嬉しいことです

また

このFER TRAVAILさんによる

和家具に鉄を組み合わせる

という新しいスタイルが私的にも大変興味深く

古いものの良さも生かされていたり

大胆に鉄が組み込まれていたり

それぞれの家具によって加工具合は違うのですが

とにかく

かっこいい!!!



インダストリアルインテリアという世界には

余り馴染みのなかった私ですが

鐵家具は

なんだか、、、

木と鉄

新しいモノと古いモノが

うまく融合している感じで

とっっても素敵

以前の展示会の最終日に奇跡的に残っていた家具を

まゆらうでレジ台として使わせていただいてましたが

なんとも

使えば使うほど味わい深く

お気に入りになっております



そんな鐵展

今年はそれだけでは終わりません!!!

FER TRAVAIL森川さんと私の共通の知人、友人でもある


高橋有希さんによる

二冊目の本「ボタニカル・ワークス」の

出版記念のイベントも同時開催!

まゆらうでは押し花付きの本(限定数)の販売の他

ドライフラワーによるリースやスワッグも合わせて

販売させていただきます




さらーーーーに!!!

今回はまゆらうとは別に ホホホ座 さんにて

インスタレーションも開催

インスタレーションってなになに?という方も多いかと

思いますが

ー1970年以降に一般化した現代美術における表現方法・ジャンルのひとつー

のことで

今回は

鐵家具に高橋さんによるドライフラワー

また

森川さんご本人による書き下しの『詩』と

ともに

『枯れゆく家具の物語』が表現されます



なんて!!!!!!!

素敵そうな・・・・

聞いただけでぞくぞくするのは私だけなのでしょうか?

そんな展示

見たことないし見てみたい!!!

森川さんも高橋さんもとにかくカッコいい物を作られる

ーのは充分知っている

のでかっこよくない訳がない

ぜひぜひ、ホホホ座 → まゆらうとはしごしていただければ

嬉しく思います




インスタレーションの日程は

11月23日(木)ー 11月26日(日)

11:00 - 17:00

会場  :   ホホホ座
(京都市左京区浄土寺馬場町71ハイネストビル1階)



森川さん、高橋さん、私、馬場の

三名は11月23日(木)は全員、ホホホ座さんに在郎しております

まゆらうのオープンは24日から

森川さんも24日から26日はまゆらうに在郎されます

※ホホホ座さんにはスタッフの方がいて下さってます




少し解り辛いかもしれませんが

どちらも違う見応え十分なので

お楽しみに・・・



では

最後にインスタレーションで展示される

森川さんによる『詩』の一部をご紹介して

あとはぜひ現場でお会いできれば・・・と願っております!!!

紅葉の美しい京都でお待ちしております



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僕らには預かる物がない

ママは僕らに何も言わない

主人は引き出し整理に余念がない

お金や宝石や思い出なんて

預かろうなんて思っちゃいない

庭の道具や掃除の道具

ゴミクズだってかまわない

なんだって預かってあげるのに

自慢の取手が錆びてきた



僕らはまだ納屋にいる

ママはもう動きもしない

主人は僕らに目もくれない

窓から見える大きな木

春には綺麗な花が咲く

数週間で花は散る

夏には小さな実をつけて

秋には大きな果実となる

綺麗な花がもったいない

僕らはヒソヒソ企てる






ー『歩く引き出し』より
 
written by Tatsuya Morikawa