【LEVI PATA】
exhibition
【by your side】
まゆらう
にて
7月2日から始まりました
リーバイパタさんによる初の京都での個展
これまでにもたくさんのお客様に足をお運びいただき
誠にありがとうございました
わたしにとっても
絵を展示、販売するということは
初めてで
いろいろなことをたくさん勉強させていただきました
また
絵の持つ力や
リーバイパタさんを通して
いろいろなことに気づいたり
心がしめつけられたり
感動したり
言葉では言い表すことのできない
日々を過ごさせていただきました
simple smile by LEVI PATA
7月2日の似顔絵スケッチでは
東京など遠方からもたくさんの方に
ご来場いただき
リーバイさんも休むことなく
スケッチしていただきました
スケッチというよりは
そのひとそのひとのオーラが見えているんじゃないか
と思うような
色使いやタッチで
一枚一枚が本当に
目が離せないようなスケッチでした
ご予約のご希望が多く
追加の日程ではさらに定員オーバーの
連続19人スケッチ
たくさんたくさんでしたが
集中力は途切れることなく
まっすぐ見つめて描かれていた姿がとても印象的でした
リーバイさんはアメリカ国籍ですが
お父さんとお母さんにそれぞれ違う部族の
ネイティブアメリカンの血を受け継ぎ
多くのいとこたちの中でも
リーバイさんとあともうひとりの方だけが
その言語や文化を勉強し
先へ伝えようとされておられます
その言語のうちのひとつは、もう
世界でおふたりしか話すことができないのだとか
Explosions in the sky by LEVI PATA
【ソフトフェイス】
記憶より
太陽の下で
君と過ごす時間が
僕の皮膚に引っかかる
光栄です
LEVI PATA -小さい部屋から
多くの方がご存知だとは思いますが
ネイティブアメリカンの人々は
元々アメリカの大地に住んでいた先住の民族であり
彼らは何も悪いことはしていないのに
後から侵略していた白人たちに
大量に虐殺されたり
持ち込まれた疫病によってその98%の人々が
命を失いました
お時間に余裕のある方はぜひこちらもご一読ください
→ コチラ
Standing Ground by LEVI PATA
わたし個人としては
(いまの)白人だけを非難するつもりはありません
(リーバイさんにも白人の血も流れています)
戦争や侵略はいつも悲劇を招き
犠牲になるのはいつもいち市民であり
わたしたち日本人の祖先も
ひどいことをしてきた歴史もあると思っています
Dream man by LEVI PATA
でも
リーバイさんの身体にはネイティブアメリカンの血が流れ
わたしたちが
彼の絵にどこかしら
そのような哀しみや痛みを感じたとしても
不思議ではありません
Home by LEVI PATA
リーバイさんご自身には
絵に対して強いメッセージや想いを持って
描かれている
ということはなく
頭で考えているより深いところから出てくるものを
描かれている
とのこと
彼の言葉を借りると
「自分の身体、自分の手は
見えない世界のエネルギーを
見える世界で伝える道具だと
いうことを信じながら作品を出しています」
ということだそうで
ご来場いただくお客様は
絵の前に立たれると
そのパワーを感じ取られて
よく
「この絵はどんな意味ですか?」
と尋ねられますが
リーバイさんは絵そのものに意味やメッセージはなく
彼の内から自然と出て来たものが
絵となり形となって目の前にあるのであって
それが顔の形をしていたとしても
顔を描こうと思って描いたものなどではなかったり
するそうです
また、ひとりっこだったリーバイさんが
小さい頃から飼っていたネコは友人
とのことでネコの絵も多く見られます
Unimpressed by LEVI PATA
I Love You, But by LEVI PATA
リーバイパタさんの展示は明日が最終日
わたしも
このまゆらうでの初の絵の個展の日々のこと
リーバイパタさんという人のこと
ネィティブアメリカンの歴史
目にはみえない
言葉では説明できない世界のこと
を
感じて
明日、一枚絵を購入したいと思っています
(どれにするかはとてもとても迷っている)
絵を購入するということは
洋服やアクセサリーを購入するよりも
飾りなれない日本人の人にとっては
少しハードルが高いかもしれません
が
きっと手にした瞬間から変わる何かが確実にある
と思っています
ぜひ
明日の最終日
ご覧になりにいらしてください
こちらはリーバイ(親しみをこめて)
が描いてくれた
わたしの絵
ありがとう
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