2013年5月13日月曜日

母の日でしたね のつづき






さて昨日のつづきです





突然始まった

「お絵描きしたい」宣言






お絵描きしたら?

って言ってもしないのに

いまはなー

と思っているときに限って

「したいしたい」モード






でもわたしもだいちゃんも絵を描くことがとても好きで

絵に関しては

どんどん自由に描いてほしいと思っているので







もちろんGO

いつもはそんなに大胆なことにならないので

新聞紙もひかずに

画用紙と絵の具と水を筆を渡して

見てたらどうしても口出ししちゃうので

しばらく自由に描かせてみました







5歳のソラキもお絵描き好きなんだけど

しばらく描いて飽きたのか

パレットで色を混ぜることに夢中になり

どんどん絵の具を出して

それを見ていた3歳の次男うーたんももちろん真似して

絵の具をたくさん出し始め・・・








ちら見しながら

「そんなにたくさん出して混ぜるだけなんてもったいないよ」

とか

画用紙に直接絵の具をたくさん出しているうーたんに

「そこに全部出したら・・」

って見てたら

やっぱり口出ししてしまう







やっぱり見ない!

と決めてキッチンに行き、炊事してたら

うーたんが

「見て見てー」

とものすごい笑顔で水を画用紙にぶちまけて

たぷたぷしている画用紙を持って

走ってくる








瞬時に「やめてーーーー!!!!!」と叫び

画用紙を取り上げ

床を見ると

絵を描いていたリビングからキッチンまで

ブルーの液体がてんてんと水玉模様に飛び散っていて

しかも

それはお気に入りの絨毯や四方八方まで水々しく

とりあえず画用紙は取り上げ流しへ

しかし置いておいてあげたいものの

紙はいまにも破けそうなほどふにゃふにゃで

水色の玉つぶがしたたっている






取り上げられたことで泣いているうーたんは

足の裏に絵の具をたっぷりつけて

追いかけてくるソラキまで絵の具まみれ








「ストップー!!!もうやめて!!!!!」

とつい叫んで、ぞうきんを取りに行き

ひとつひとつ床をふいていたら

なんだか悲しくなって

いろいろなことを考えてしまった







自由にさせたい

けど

最後まで自由な訳ではなく

結局怒るはめ

いつもこの堂々巡りで

わたしが中途半端

結果、どうしてどこで怒らなくてはいけないことに

なっちゃったんだろう

彼らは悪いことをしたの???

見て欲しかっただけじゃん

新しい遊びとクリエイションで







でも絨毯が絵の具まみれで笑ってもいられない

「絵の具だらけになっちゃったねーあははー」

って言うのもなんだか違う気もする

それにお気に入りの絨毯が水玉になっているのは

わたしはとても悲しい







こんなに絵の具まみれにならないように

やっぱりわたしがさきまわって

べったりひっついていた方が良かったのか

絵の具はたくさん出さない

水で色遊びはしないでね、と

ちゃんとここだけでやってね

たぷたぷして走るなんて絶対やめてね、と

場所を決めてあげれば良かったのかな







でも

いつもなにをしたとしても

やっちゃいけないことを率先してやりたくなるのがこども

それを叱る親

というのも当たり前の図式で







でも

やっぱりなんだか悲しかった

きっと

わたしの悲しくて嫌だと思った気持ちで

叱ったからだろう






叱っているのは

彼らのためか

わたしのためか







そんなことを

考えてしまって

もんもんと迷走する日々








ひとりひとり違う性格のこどもたち

ひとりひとり性格も考え方も違う親たち







どの家庭にも

こうあるべきという姿なんてきっとなくて

みんなが模索したり

傷つけ合ったりぶつかったり

笑ったり愛し合ったりして







日々を過ごしている







と思っている







なんでこんなに長くなっちゃったのかな?

許してくださいー

このことで結構もんもんとしちゃったのです








昨日は母の日

ひらがなまだ余り得意でないソラキが

パパと一緒に書いてくれていました

でもパパがうーたんとお風呂に入って

ふたりきりになったときにそっと持ってきてくれた

書かされたのはきっとさせられたんだけど

持ってきて「愛してるよ」って

言ってくれたのは

きっと

させられてない





やっぱり

元気でいてくれてるだけで

それだけでいいや


また思った母の日でした








補足

その後、色遊びや大胆なお絵描きが大好きなこどもには

お風呂場で裸で思いっきりさせたらいい!

ということを友達が教えてくれました♪ 



2 件のコメント:

  1. とっても深く深く掘り下げて考えておられ
    とっても沁みいりました!

    子供におもっきり自由に楽しんでほしい!
    何歳になってもそぅいてほしいですょね。

    わたしも1歳2か月の男子の親ですが、
    おもっきり自由に遊んでる時の顔って本当にまぶしいくらいかわいいですもんね。
    うちも日に日に男子らしさが現れつつある近頃は
    本当に家の中がぐちゃぐちゃ...
    鍋、皿、フライパン、しょうゆ、みりん、ふりかけ...
    絶対駄目な包丁の所だけカギをかけて
    あとはだいたい好き放題です。

    何かで読んだ本に
    『散らかった部屋はその分立派な脳が育った証拠!今日もしっかり育った育った!』
    って書いてあって
    それからちょっと楽になりました。

    子育てには正解がない。
    のに、だから、真剣に何がいいのか、
    考え続ける事ってすごいですょね。
    チビ達はひとりひとり違うんですもんね。

    でも悩んだり考えたりする分
    愛は必ず伝わるはずです。

    本当に世のお母さん、ママ、
    朝から晩まで
    1日1日すごいです。

    わたしも親になって
    以外にこんなにがんばれてる自分に
    びっくりです。

    何が言いたいのか、
    関係ない話になってしまったかもですが、
    ブログ読んで感動しました。

    また楽しみに読ませて頂きます♬




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  2. 南谷さま

    コメントありがとうございます!!!「ちらかった部屋は育った証拠」っていい言葉ですね!わたしも片付けた5分後に、すぐに散らかる部屋を見てはため息つくことも多いですが、受け入れられると、気持ちもずいぶん楽になりますよね。(笑)最近では、もう、ティッシュびりびりにこまか〜く部屋中ちらばっていても、小さく切って使おうとしている、手作りのメモ帳が全て鉛筆でドット柄になっていても、床一面にクレヨンが塗りたくられても、あんまり驚いたり、わーきゃー言ったりしなくなりました。こんな思いもみんなで共有できるといいですね。対処方とか切り替え方とかも!つたないblogですがいつも読んでくださってありがとうございます☆ 

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