先日
インバル・ピント & アヴシャロム・ポラック ダンスカンパニー
の舞台 「gold fish」を観てきました
なんだか去年あたりから
私の中で舞台ブームが到来しており
といっても
なかなか観に行けるチャンスはなかったのですが
今回は
家からすぐ近くの造形大学内にある
春秋座という劇場で公演ということで
大ちゃんに子供達をお願いして
行ってきました
自転車でひょいひょいっと
舞台を観に行けちゃうなんて
素敵なところに住んでおります
夜の京都の街を
舞台を観に行くために
自転車で走る
そんなことだけでもわくわくします
ーと、いつも前置き長くてすみません・・
舞台は
演劇というより
ダンス or マイム パフォーマンス
夫婦や子供 老人に扮したような人々が
日常のなんでもないことだったり
ノスタルジックな部分だったり
アイロニックな部分だったりを
フランス映画の音楽や様々な舞台上での音や
光と暗闇などを上手く演出し
ファンタジーに仕上げている
ダンスパフォーマンス
・・・・・・
説明したら駄目ですね(笑)
一生懸命言葉で説明しても
きっと1/100も伝わらないだろうなあ
しかも私の稚拙な言葉で、、
となるとなおさら
ざっくりさせると
とても勉強になったのです
また
これはイスラエルの方々によるパフォーマンスだったのですが
イスラエルという国はダンスの層がとても厚いそうで
初めて目にした私には
なかなかのインパクトでした
さらに
公演の後、監督によるトークショーがあったのですが
それが、また
わたしにとってとても意味のあるものになって
まず初めに
「イスラエルという国が政治的な側面からだけで語られることなく
自戒の念も含めて
イスラエルのアートがもっと多くの人々に
知られていきますように」
という話から始まり
いろいろとこの舞台を作ることになったストーリーや
彼の人生などを聞いて
本当にいろいろなことが共感できて
それは
そんなのは
実はトークショーを聞かなくたって
舞台を観れば解っていたことで
いろいろな場面でわたしは涙ぐんでしまっていたのだけど
トークショーのときに
「日本に来てイスラエルと何か違いを感じることはありますか?」
という問いに
きちんと質問者に
「人間の根幹的な部分は国境などなく
皆、同じだなあ。と思っています」
と答えていたりとか
わたしからすると
その質問をした同じ国の人よりも
この行ったこともない全く違う国で生まれ育った
監督の方がきっと同じ価値観でいるだろう
と思うこととか
それは
この話にしたって
???
と思う人と
解る解る
と思う人と
ようするに
全世界に悪いひともいれば良いひともいて
合わないひともいれば愛してしまうひともいるのであって
どの国 とか どの人種 とか
そんな区別は全くできない
とわたしはゆるぎなく
ずっと思っていて
それは
世界中を旅して
世界の人々ときちんと話をすれば
すぐ解ることだけど
世界中を旅することだって
お話することだって
誰でも簡単にできることではないのだろう
だけど
この
わたしの昔からゆるぎない思い
が初めてあった遠い遠い国のひとと
同じ思いだと解ると
なんだかとても安心してしまう
そして
一瞬で大好きになってしまう
それは
別にイスラエルの人だからとか
そんなのも
もう関係ないのです
NO BORDER
って言葉が好きだけど
本当に難しいのはよく解ってる
でも
きっと
本当の本当は
難しいことじゃない
そんなことが
この監督となら話せるんじゃないか
なんていう
そんなお話でした
ーで
この舞台を観てトークショーを聞いて
思ったことは
これで
まだ1/10くらいで
まだまだあるんだけど
これで終わりにします
それで
なんだかとても大好きになってしまったので
トークショー後に監督に直接
思いを伝えに行って
サインをもらいました
監督も9歳と3歳の男の子ふたりのお父さんとお母さんで
なんだかそこにも共感し
次回はこどもを連れてくることを約束しました
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